アムウェイ詐欺デモの論破
ディストリビューターは、「会社説明→商品説明→商品デモ→ビジネス仕組説明」という流れで勧誘します。
マニュアルでもあるかのように、どのディストリビューターも全く同じ商品デモを見せてきます。(3回経験有り)
しかしこの「商品デモ」というのは、殆どの場合「欺瞞(ぎまん)」(あざむくこと)です。
それらの具体的なインチキ詐欺デモ実験について紹介したいと思います。
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洗剤実験
パターン①:鏡にラー油を垂らす実験
実験内容:
- 大きな鏡を2枚用意し、それぞれにラー油を数滴垂らす
- 垂らしたラー油を鏡一杯に広げる
- その状態で、「ディッシュドロップ」(アムウェイの洗剤)と「市販品の洗剤」とを、それぞれの鏡に垂らして拭き取る
実験結果:
これだけ見ればちゃんとした実験のように見えますが、実はまったくのインチキです。
「ディッシュドロップ」の方は、予め水で規定濃度まで薄めたものを使い、市販品の方は水で薄めずに「原液」のままで使用しているのです。
油というのは、「洗剤」だけかけてやってもドロドロの液状になるだけでキレイに拭き取れません。この状態に「水分」が加わる事で流動性が加わりサーーッと流せるようになるのです。
「洗剤」だけで落とそうとしても落ちないのは当たり前なのです。
現に、油の付いたフライパンなど洗う時などに水を付けずに「洗剤」のみで拭き取ったりしませんよね?(実際やると全く汚れが取れません)
事実、どんな洗剤にも「水で薄めて使用してください」的な事を書いています。
この事実をディストリビューター達は知っているのか知らないのか分かりませんが、どちらにせよタチが悪い事この上ないですね。
ちなみに私がこのデモを最初に見せられたのは2010年くらいですが、2000年頃からこのデモは行われているそうです。
※この「ディッシュドロップ」の記述↑について、現役のディストリビューターの方からメールを頂きましたので、転載させていただいます。↓
↓ーーーここから転載内容ーーー↓
初めまして、アムウェイのディストリビューターをしているものです。
「アムウェイの評判とは?」を運営されております管理人様にお伝えした事があります。
サイト内にあります「詐欺デモ」ページに関して少ない知識でアムウェイの製品の事を記載していると感じましたので正しい情報をお教えしたい箇所がありますので今回メールを差し上げた次第です。
世の中には、人の意思を無視したディストリビューターがいるのは事実です。そこを否定する事はできませんが、アムウェイの製品に関しては正しい情報を記載して頂きたいです。
ディッシュドロップに関しての知識をお伝え致します。
市販の洗剤とアムウェイの洗剤の実験がインチキと記載しております。
確かに市販の洗剤を水に薄めた場合、汚れは落ちます。が、
市販の洗剤は原液の状態のまま発売している状態で水で薄めて放置した場合、水が腐ってしまいます。
それに対して、ディッシュドロップは1個を別の専用ボトルに水で薄めて16本分使えるようになっております。
ディッシュドロップの原液は水で薄めて使うように作られている為、水に薄めた状態で放置しても腐らないように作られているのです。
また、専用ボトルに16回入れ替えて使えるのに対して、市販の洗剤は16回分のゴミが出ます。ディッシュドロップは環境に関しても配慮しております。
また、市販の洗剤は汚れを落とすのに「特化」している為、主婦の方が悩まれている洗剤による手荒れの問題があります。
ですがディッシュドロップでは米国環境保護庁のSafer Choiceプログラム(http://www.amwayhome.jp/amwayhome/brand/)に適合されておりますので洗剤が手に付いても手荒れが起きないように作られているのです。
上記の情報が正しい情報なのですが、市販の洗剤も水に溶かしたら落ちる、という一か所だけを記載して批判するのはやめて頂きたいです。批判するのでしたら上記のようにディッシュドロップの正しい情報を明記した上で批判して頂きたいです。
改めて、
世の中には、人の意思を無視したディストリビューターがいるのは事実です。その方達がアムウェイのコンプライアンスを下げている事実がある為、今のアムウェイの評価になっている状態だと認識しております。
そこに対して批判するのは自由ですが、上記のように商品に対して批判する事だけはやめて頂きたいです。
どうかご協力をお願いしたいです。
以上です、よろしくお願い致します
・・というわけで、言い分としては、
- ディッシュドロップは、市販の洗剤に比べて手荒れしづらい
- ディッシュドロップは、1本で、市販の洗剤の約16本分使える。だからゴミが少ない(環境に配慮されている)
- ディッシュドロップは、水で薄めて使うように作られている為、水に薄めた状態で放置しても腐らない(対して市販の洗剤は腐る)
って感じみたいです。
1.と2.の言い分は分かります。(実際に勧誘の際にも言われるので)
3.は私は知らなかったのですが、そもそも水で薄めた状態で放置することがないので、腐っても問題ないと思うのですが・・。
というか水が腐るほど放置する状況って何なのでしょうか。洗い物するときって、洗剤につけ置きするとしても、せいぜい1日とかですよね。1年も放置すれば水も腐ると思いますが、そんな放置することないですよね普通。というか1年も放置すれば、どんなものでも大抵腐りますよね。
そもそも、私が指摘しているのは、「市販の洗剤でも、水を混ぜればキレイに拭き取れるという事実を隠して勧誘デモを行っている」ということであって、「ディッシュドロップはクソ商品だ!!」なんて一言も書いていません。よろしくご査収ねがいます。m(_ _)m
パターン②:鏡に油性マジックで落書きする実験
実験内容:
- 大きな鏡を2枚用意し、それぞれに油性マジックで大きく落書きをする
- その状態で、「ディッシュドロップ」(アムウェイの洗剤)と「市販品の洗剤」とを、それぞれの鏡に垂らして拭き取る
実験結果:
さきほどの実験内容とほぼ同じです。
インチキの内容も先ほどと同じなので割愛します。
塩実験
実験内容:
- 「塩」を手に大さじ1杯程度盛る
- その状態で、アムウェイのシャンプーと市販品のシャンプーをそれぞれ適量垂らし、「塩」と混ぜる
実験結果:
この実験結果から言いたい事は、「市販品の方は塩が固まってしまうので、毛穴に詰まりやすい」という事です。
これも実はインチキで、塩が固まったのは「塩析」と呼ばれる現象で、これは水をかければ簡単に溶けてしまうので毛穴が詰まるなんて事は起こりえません。
洗濯用洗剤実験
実験内容:
- プラスティックの容器を2つ用意し、それぞれに水を入れる
- その状態で、アムウェイの洗濯用洗剤(SA8)と市販の洗濯用洗剤をそれぞれ適量入れてかき混ぜる
実験結果:
この実験結果から言いたい事は、「アムウェイ製の方は水に全て溶けきっているので市販品に比べて洗浄力が高い」という事です。
これも実はインチキで、市販の方には「ゼオライト」っていう汚れを落とす為の成分が多く含まれているのですが、これは「非水溶性」なので水にはほとんど溶けません。しかし、溶けないからと言って洗浄力が無いわけではありません。
また泡立ちの差は「界面活性剤」と呼ばれるもの違いの差で、「泡立ちが無い=汚れが落ちやすい」という事では有りません。
似たページ
- 実質的な違法勧誘
- ディストリビューターが日常的に行っている法律違反行為について説明します。