アムウェイとは
アムウェイは、マルチレベルマーケティング(通称:マルチ商法)販売で有名な会社の1つです。
この記事では、アムウェイという会社について簡単に紹介します。
アムウェイはどういう会社?
「アムウェイ」というものが何なのか、ザックリ箇条書きで説明したいと思います。
- マルチ商法で儲けているアメリカ発の会社(Amway)で、設立は1959年、日本に進出したのは1979年。
- 2013年時点の売上高は「1000億弱」(この内、約300億がディストリビューターへの報酬)
- 経営状態は極めて良好で、過去から現在に至るまで無借金経営を維持している。
- 販売している主な商品は、「洗剤」「浄水器」「サプリメント」「化粧品」「食料品(コーヒーとか)」などの日用品
- 日本の会員数は2013年時点で70万人ほど。
- アムウェイ(マルチ商法)自体は違法ではないが、アムウェイの勧誘者(ディストリビューター)はほぼ全員、法を犯している
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アムウェイの紹介
アムウェイでは、「ディストリビューター」と呼ばれる販売員(勧誘員)が、口コミでアムウェイ商品の良さとアムウェイビジネスの仕組みを他者に伝えて会員を増やしていくという販売形態(マルチ商法)を採用しています。
ディストリビューターは、「マルチ商法」という言葉が嫌い(世間受けが悪いと思っている)なので、「ネットワークビシネス」「ホームパーティビジネス」「コミュニケーションビジネス」など、色々な呼び方をすると思いますが、どれもこれも「マルチ商法」と同じ意味です。
ねずみ講(無限連鎖講)とは違い、実際に「物」の売買を通じて報酬が得られる仕組みなので、マルチ商法自体は全く違法では有りません(ここを勘違いしている人が多いですが)
このような販売形態(マルチ商法)の会社は全国で4000社ほどありますが、「アムウェイ」以外に有名な会社として、「ニュースキン」「ニューウエイズ」「ハーバーライフ」「スターライズ」「ギャラクシーアート」・・・etcなどが有ります。
アムウェイはその販売形態上、「人間関係を利用してお金を得る」という性質が有りますので、人間関係のトラブルが起きやすいです。
そのような事から、1997年に国民生活センターに苦情が殺到しすぎて、国会にまで取り上げられる事態となりました。
そういう事もあって、「アムウェイをやっている」と聞くだけで毛嫌いする人もかなり居ます。
現在では、「特定商取引法」という法律で、マルチ商法を勧誘する際の厳しい規制が掛けられていますが、大半のディストリビューターは法を犯して勧誘活動をしているというのが現状です。
→ディストリビューターによる違法勧誘の内容
そして、アムウェイ本社はその実態を知りつつも黙認しています。(勧誘員に頑張ってもらわないとアムウェイの売上がなくなってしまうから)
こういう所もあって、「アムウェイ」に悪い印象を抱いている人は少なく有りません。
もし、今から「アムウェイを始めよう」と思っている人は、こういった現状があるというのは認識しておいた方が良いでしょう。
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